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歴史の隙間に埋もれた漂泊の芸能者たちの実像を追いかけています
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今さらながら、「旅芸人」の定義を勝手に定めてみます。資料を元にしたまとめですが、あくまでも独断と偏見によるものです。このブログにおいて記事を書く上での便宜上…ということになります。
また、現代にも旅芸人と呼べる活動をしている人たちは存在していますが、ここで主に取り上げるのは、古代から昭和30年代までの旅芸人になります。

それではまず、私が思う「旅芸人」の定義を一言でまとめてみます。
【「芸を見せること」を、主な生業としている人の中で、「芸を見せる場所」が一つの地域に固定していない人】
ここから、多種多様な旅芸人を、いくつかのカテゴリーに分類します。

①旅に出る期間

 A.一年の大半を、旅に出ている。(専業芸人)
 B.正月など決まった時期だけ、旅に出る。(兼業芸人)


②拠点の有無

 A.拠点となる土地があり、そこに家がある。
 B.拠点はなく、家もない。まったくの根無し草。


③旅をするエリア

 A.「国」をまたいで移動する。江戸時代なら「藩」、明治以降は「県」 を
  越えて旅をする。
 B.一つの都市の中を移動する。主に「江戸」「京都」「大阪」といった
  大都市。


④旅をするメンバー

 A.集団で移動する。一座。そのメンバーは家族であったり、他人の集まり
  であったりする。 
 B.一人で移動する。
 C.人間+動物で移動する。(猿まわし 等)


⑤芸を見せる空間

 A.住宅の門口。(門付け芸)
 B.街道・往来。(大道芸)
 C.寺・神社。
 D.芝居小屋。


⑥芸の種類

 A.人間による芝居。(歌舞伎 等)
 B.人形を操る芝居。(人形浄瑠璃 等)
 C.語り物。(平曲、浄瑠璃、説経節、祭文語り、幸若舞 等)
 D.曲芸、軽業。
 E.物売りの口上。(ガマの油売り、飴屋、寅さん 等)
F.舞踊


⑦芸を披露する目的

 A.芸そのもので収入を得るため。
 B.芸によって客を集めて商品を売るため。
 C.布教活動の一環として。
 D.勧進のため興行。(寺社・仏像の建立や修繕のため寄付をつのる)


以上の定義と分類を軸に、考えていきたいと思います。

(※2017年3月21日 修正)



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