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歴史の隙間に埋もれた漂泊の芸能者たちの実像を追いかけています
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昨晩(2016年5月21日)のきれいな満月は、家からも眺めることができました。
今年も鞍馬寺では五月満月祭が行われたようです。
ちなみに、厳密にいえば今年の「完全な満月(?)」は、22日の午前6時14分なんだそうです。

というわけで前回の投稿から、ひどく間があいた上、祭も終わってしまいしたが続きを書いていきたいと思います。
(この先、特に珍妙な事件はおきません。ダラダラと記録していきます)

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『危険 女性の一人歩きはやめましょう 〈下鴨警察署〉』

この立て看板があることは、酒井順子さんの著作『枕草紙REMIX』で情報を得ていたので、さほど驚きません。むしろ「本当にあるんだ」と軽くワクワクします。
それより、立て看板の近くにある「熊に注意!」「毒虫に注意!」の看板のほうがビビりました。
普段見慣れない「毒虫」の文字のほうが恐い。熊は、人の多い場所は避けそうだけど、毒虫は隙を見て刺されそう。

なんてことを考えていると、通りがかった一人の女性に声をかけられました。
「おひとりですか? よかったら一緒に歩きませんか?」
というお誘いでした。「女性の一人歩きは……」を見て不安になったようです。自分と同じ年頃の女性なのもあって、特に抵抗はなく、一緒に歩くことにしました。

この辺から記憶が曖昧になりますが、とにかく奥の院までは行ったと思います。牛若丸が修行したという木の根道を歩き、義経堂の前を通りました。

奥の院の前にたどり着いたときだったと思います。お堂の前に、大きな杉の木が何本も並んでいました。
その一本に、道連れになった女性が手を触れ、目を閉じました。
そして「すごく強い気を感じます……」といったようなこと言われました。
聞くと、その方は趣味でレイキとか気功とか、そういった類のことをやられいるそうです。(ここも記憶が曖昧…)
私はといえば、その方面は鈍感です。なのに、その場のノリで「そう、ですね」と言ってしまいます。そんな気もしてきます。
しかし見えない力を敏感に感じとることは出来なかったのが、実際のところです。
ガイドブックにも「鞍馬山に足を踏み入れた者は、誰しも霊的な力を感じるだろう」みたいなことは書いてあるんですが、残念。

この日は祭で人も多いこともあってか、熊や毒虫には会わず、何かに拐かされることもなく、無事に本堂の前に戻ることが出来ました。
ちょうど日が暮れ、祭りが始まろうとするときです。ここからは一人行動に戻りました。

参加者は本堂前の広場に集まっていました。人々の手には、事前に配られたロウソクがあります。
蓮の花をかたどったらしい紙製の器の中にガラス容器があり、その中にピンク色のロウソクが収まっていました。

そして、昼間はどんよりしていた空を見上げると、雲が晴れた夜空に、満月がくっきり顔を出していました。
漆黒の空に白い月が煌々と輝いている。
まさにそんな様相でした。何より、雨も降って十中八九拝めないと思っていた満月が、祭りの始まりと同時に、当たり前のように姿を現したのは、なんとも不思議でした。軽く鳥肌が立ったかもしれません。
個人的には、この日のハイライトでした。

つづく


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【2016/05/22 06:46】 | 紀行
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