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歴史の隙間に埋もれた漂泊の芸能者たちの実像を追いかけています
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一応、文章を書くことを本業としている人間なので、こんなことを言うのは恥ずかしいのですが、私、活字が苦手です。
本を読むのがとても遅い。読書量も決して多くはない。

そんな私ですが古典文学には興味があり、ほんの少しだけ、勉強していたりします。
子供のころから好きなのは「古事記」。
大人になってかじったのは「平家物語」「平治物語」や「今昔物語」「御伽草子」。
どうやら“軍記物語”や“説話集”と呼ばれるものに惹かれる傾向があります。

そしてある時、これらが当初は本として出版されたのではなく、人が人に語り聞かせ、伝わっていった物語だったと気付きます。
現代の小説とは、そこが大きく違います。

また古典とはちょっと違いますが、「遠野物語」にも心惹かれます。
これも、もととなっているのは、遠野の地で語られてきた昔話や噂話でした。

厳密にいえば例外もありますが、古の物語は、ほとんどが文字ではなく口伝えで受け継がれてきました。
旅芸人が持ち歩いた物語もあったでしょう。
それを後の世の人が、何らかの思いを持って紙に記録したものが、本の形で残っているのです。
これ自体はとても価値あるものですが、紙の上に定着した物語の姿は、それが生まれた時のものとは大きく変わっているはずです。

口から耳へ、耳から口へ。
形があるようでない、おそらく語るごとに変化していった、生き物のような物語。

旅芸人ととも、そんな物語の姿も追いかけていきたいと思います。








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【2015/04/12 21:54】 | 旅芸人と私
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